2017-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第3回、勉強会で新たに分かった事 - 2011.08.21 Sun

8月5日(金)  夜7時30分より 宮之浦離島開発総合センター2階大会議室で
【弁士】小泉 親司(日本平和委員会理事)
    蒲谷 俊郎(神奈川県平和委員会常任理事)
をお迎えし、多数の参加のもと有意義な3回目の勉強会となりました。
 何処の国も受け入れない空母艦載機の訓練基地を日本だけが受け入れ、しかも受け入れてから約30年間、国内でも嫌られたらい回しの末、恒久的な基地として馬毛島が狙われている事、 アメリカの国内法で人間はもとより、野生動植物にさえ悪影響を及ぼすような行為を禁止する『環境法:NEPA』という素晴らしい法律があるにも関わらず、日本では適用除外されている矛盾などが具体的に分かった勉強会でした。

今回は蒲谷 俊郎さんの講演の要約に加筆してもらったものを紹介します。
 後日 小泉 親司さんの要約を紹介したいと思います。

ベトナム戦争の教訓から、通常型空母をより効率的に運用する為に、戦闘海域に近い港を航空母艦の母港とすることが計画されました。
 日本をはじめ、大西洋岸側のヨーロッパ諸国、地中海沿岸諸国、中東、アジア、オーストラリアなどの国々に対して米空母の母港を求める要請が行われました。
この要請を受け入れたのは、日本が世界中で唯一の国でした。
 1973年10月5日、米空母ミッドウエーにより横須賀への空母の母港化を強行しました。
空母の艦載機は厚木基地を拠点として配備されました。
 アメリカは「空母の母港は、おおむね3年程度。厚木基地では一切訓練は行わない。母港化に伴う基地施設の増強は行わない。」と一方的な宣言を行いました。
空母の母港化が始まった当初は、艦載機による昼夜の着艦訓練は三沢基地や岩国基地などで実施され、厚木基地では行われませんでした。
しかしながら、三沢基地や岩国基地などの周辺住民の爆音に対する苦情の増加を口実に、1982年2月、突然に厚木基地での夜間着艦訓練(NLP)を強行しました。
『NLP反対』は、米空母の母港撤回などを訴えて、1981年1月から毎月、第3日曜日に実施している月例平和行進のメイン・スローガンの一つになりました。
NLPの強行は、厚木基地周辺住民の爆音に対する怒りを沸き立てました。
こんな時に、三宅島の火山が噴火しました。
災害対策上からも、新たな空港の建設を求める島民の声を逆手に取り、三宅島に艦載機の訓練基地併設を計画した自民党政府、これに呼応するかのように、大和市では自民党の県会議員を中心とした「三宅島に艦載機の訓練基地建設を求める」運動が起こりました。
ほとんどの市民が賛成するのではないかと思われた「三宅島への訓練基地建設」でしたが、耐え難い爆音に苦しめられ続けている大和市民は『爆音の押し付けは市民の恥さらし』として、「三宅島への訓練基地建設」運動を廃止に追い込みました。
三宅島の人々の大きな反対運動ともあいまって、日本政府は爆音解消策として「硫黄島への訓練基地建設」を発表しました。
私たちは「日常的な爆音被害解消に役立たないばかりか、米空母の母港の恒久化につながる」として反対をしましたが、私たち以外は「反基地」を唱える団体までもが賛同を表明したため「訓練基地建設」は実施に移されました。
硫黄島の訓練基地は建設されましたが、私たちが主張したとうり「日常的爆音被害」は一向に解消されませんでした。
爆音に対する大和市民の怒りは市長に『米軍との友好関係中断』を決意させました。
『米軍との友好関係中断』中は訓練の自粛により、爆音はかなり軽減されましたが『友好関係中断』の効果があったとして友好関係が再開されると、爆音も元に戻ってしまいました。
爆音に対する大和市民の怒りは、私たちが主張し続けてきた『米空母の母港撤回』を『米空母の母港返上』とういう形で『大和市民の市是』として採択されました。
2002年5月、米海軍厚木基地司令官は厚木基地の一般公開日における航空ショーの中止を発表、16機の艦載機による編隊飛行や曲芸飛行が事前訓練を含めてなくなりました。
NLPも2007年5月を最後に厚木基地では実施されていません。日中のタッチ・アンド・ゴー訓練も近年殆ど実施されていません。
ところが「トモダチ作戦」中も、「人助け」には加わらず、「戦争のための訓練」を継続し続けた艦載機でしたが「トモダチ作戦」が終わるや、このときとばかりタッチ・アンド・ゴー
訓練を再開しました。
タッチ・アンド・ゴー訓練は艦載機の優劣を左右する最も基本となる着艦訓練です。
わずか300m程度の航空母艦、着艦に失敗した時に瞬時に航空母艦から離脱する為の訓練が艦載機の行うタッチ・アンド・ゴー訓練です。
爆音の凄さは言うに及びません。
 人間はもとより、野生動植物にさえ悪影響を及ぼすような行為を禁止する『環境法:NEPA』を有する米国では、たとえ軍隊であっても法律による制限の対象となります。
ところが日本では、米軍は法律の適用除外、いつでもどこでも自由に訓練が行えます。
横須賀を母港とする空母の艦載機が米海軍最強の攻撃部隊となるのは当然のことです。
3年以内とした空母の母港が、30年以上も続いている根源がここにあります。
『環境法:NEPA』はアメリカの国内法であるから日本では適用されないとするアメリカ軍。
環境を守る必要から法律が制定されたのであって、法律が適用されなければ何をしても構わないとするのは、文明に対する大きな反逆であると言えます。
日本を守ると称するアメリカですが、日本国民を虫けら以下にしか扱わない米軍に日本を守れるのでしょうか。
神奈川平和委員会や大和市平和委員会は米空母の母港化は、日本を罪もない人々を殺し続けてきたアメリカの戦争の足場に使おうとする計画であり、爆音被害の解消を口実とする、岩国基地への艦載機部隊移駐や馬毛島への訓練基地建設は爆音被害の押し付け以外の何物でもないとして、爆音被害の根源である、米空母の海外母港撤回の運動をこれからも続けていきます。
2008年9月から始まった原子力空母の母港は放射能被害という、新たな危険性を押し付けてきました。
稼動する空母に設置された2つの原子炉は地上に固定さてた原子炉に比べ、安全性が損なわれるのは当然の事です。
東日本大地震で発生した『津波』や、その反作用で発生する『引き波』は巨大原子量空母ジョージ、ワシントンでさえ陸上に押し上げたり海底に座礁させるには十分力をもっています。
第3次冷却水としての海水を船底から取り入れることが出来なくなれば、福島原発の二の舞、メルトダウンが起きてしまいます。
横須賀入港中は原子炉を停止しているジョージ、ワシントン、出港までには10日もかかることが今回明らかになりました。
これでは『津波』や『引き波』の急襲にはとても間に合いません。
ベトナム戦争を教訓に、「アメリカ人の死なせない戦争」に転換しているアメリカ軍、戦争の開始と共に高精度の巡航ミサイル、トマホーク(無人)で軍事拠点を破壊、次に日本各地の低空飛行訓練で鍛えた低空侵入でレーダー、サイトを破壊、(艦載機)、索敵能力の無くなった敵地を夜間攻撃で破壊し続けます。
このための訓練がNLP(夜間連続離発着訓練)です。
この結果、罪も無い人々が殺され続ける事になってしまいます。
厚木基地には地元との協議により「訓練を実施する航空機は1度にに2機以内、航空機の飛行可能時間帯は6時から22時まで」との協定が結ばれています。
厚木基地でのNLPは、ほぼ18~22時の時間帯に2機の艦載機により1~2分の間隔で実施されていましたが、2007年5月を最後、以降1度も実施されていません。
     (硫黄島が悪天候の場合、厚木でも実施するの通告のみ)

硫黄島でのNLPは日没から日の出の間、6機の艦載機が、ほぼ1分間隔で実施されているといわれており、馬毛島の場合もこれに準ずる形態で行われるものと予想されます。
したがって、種子島の西之表地区では70db以上の爆音が、屋久島ではそれよりやや低い爆音がNLP期間が終わるまで一晩中鳴り続けることが予想されます。
訓練時の旋回(離陸後から再び進入体制に入るまで)高度は通常の進入体制に入る時の高度と同様、当初2000ftであったが、現在では3000ft(約900mに改定されている)
また、厚木基地を離陸した後の高度は北方向への離陸(内陸上空の空路)の場合2000ftから10000ft(約3000m)に、南方向への離陸(海上上空の空路)の場合2000ftから6000ft(約1800m)に変更されています。
また、艦載機の着陸時の衝撃は滑走路から約1km離れた地点でも観測(全気象労働組合が実施)されており三宅島に訓練基地が建設されれば東海沖地震の発生予知に大きな障害となるとの調査結果が発表されました。


                             神奈川平和委員会常任理事
                             基地対策委員会責任者
                                     蒲谷俊郎

想定される飛行ルートその2


スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://magejima.blog.fc2.com/tb.php/114-8568fe88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

反対署名1万人突破! 馬毛島問題を考える屋久島学習会 第2回 «  | BLOG TOP |  » 署名数、1万筆突破!ありがとうございます!

プロフィール

  NO  BASE  馬毛島

Author:  NO BASE 馬毛島
このブログは「馬毛島を守る会 屋久島」の公式ブログです。

運営、管理 金澤 尚

カテゴリ

広報紙 (1)
公式声明文及び抗議文 (10)
それぞれの思い (78)
集会のお知らせ (6)
沖縄に学ぶ馬毛島の将来 (2)
馬毛島の写真 (4)
騒音撒き散らすタッチ&ゴー (5)
南日本新聞 (2)
南日本新聞 2007~2010 (0)
西日本新聞 (1)
TBSニュース動画 (0)
赤旗 (0)
毎日新聞 (1)
読売新聞 (2)
聖教新聞 (1)
オスプレイ配備反対 (8)
脱原発 (1)

リンク

このブログをリンクに追加する

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。