馬毛島に軍事基地は出来るはずはない! - 2012.05.23 Wed
下記の馬毛島の地図に赤く示した部分は鹿児島県の資料をもとに作製した林地開発許可区域です。
★「 」部分は引用箇所です。
昨年の8月のニュースでは
★「同社や関連会社は森林法に基づき、2000年8月~10年8月に砕石やヘリポート設置などの目的で県から5件計60ヘクタールの林地開発許可を受け、02年7月~07年4月には市へ12件計170ヘクタールの伐採届を出した。」
★「森林法に違反する「許可外の開発行為」が疑われている。許認可権を持つ県や市は、これまで事実上黙認してきたため、自然や地形の破壊が徐々に拡大している。 」
その結果、下の写真のように無残な姿に成り果ててしまいました。
赤のしるしの所が林地開発許可区域です。
そして、今月16日ニュースでは
★「県は15日、違法性がないかを確かめるための現地調査をした。島の大半を所有するタストン・エアポート社(東京)の立石勲会長も立ち会った。違法が確認された場合、県は行政指導をする方針だ。」
下記の写真でもハッキリ分かるように広範囲に違法開発が行われています。
★「県は林地開発、砂利採取、採石の三つの現状を調査。だが、島に生息するマゲシカや建築物についてはタストン社が調査に応じなかった。立石会長は理由について「建築物は未完成で、マゲシカは島の所有者の所有物」とした。」
マゲシカをレッドデーターブックよりも保護力の強い、鹿児島県指定の天然記念物(トカラ馬)や、国指定天然記念物(薩摩鶏、地頭鶏)などと同格にし保護をしてもらいたいものです。
★「県は今後、開発を許可した図面と照らし合わせて違法性があるかどうかを調べる。県の担当者は「すべては見られていない。得たデータが十分でなかった場合は(現地調査を)また調整する」と述べた。」
県の担当者は随分のんきなことをいっていますね!
許認可権を持つ県や市は、今まで事実上黙認してきた経緯はあったかもしれませんが、鹿児島県議会でも反対決議を出し、伊藤知事も反対を表明しているわけですから、今回の調査では良識ある判断をしてもらいたいと思います。
★「立石会長は取材に「許可に基づいて開発をしている」と強調。「県の指示に従うのか、別な方法か、今後の方針は結果次第。土地を生かして県のために大きな収入になることを考える」と調査結果次第で開発工事を再開する考えを示した。」
鹿児島県は今回の現地調査報告を速やかに出し、タストンエアポート社に対して行政指導し、工事前の馬毛島に戻すようにすべきだと思います。
基地誘致へ大開発、森林激減 鹿児島・馬毛島、行政黙認 2011年8月11日
http://www.asahi.com/eco/SEB201108100071.html
県が馬毛島調査/違法開発なら指導も 2012年05月16日
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001205150001
6月中に米軍・防衛省が馬毛島を視察 [ 5/21 20:10 KYT鹿児島読売テレビ]
http://news24.jp/nnn/news8722094.html
鹿児島県の資料をもとに作製した林地開発許可区域

2008年07月30日撮影 (3年前の写真です。 工事はモット進んでいるようです)
地図と赤のしるしに多少のずれがあることをご了承ください。

国土地理院の馬毛島の地図です。
★「 」部分は引用箇所です。
昨年の8月のニュースでは
★「同社や関連会社は森林法に基づき、2000年8月~10年8月に砕石やヘリポート設置などの目的で県から5件計60ヘクタールの林地開発許可を受け、02年7月~07年4月には市へ12件計170ヘクタールの伐採届を出した。」
★「森林法に違反する「許可外の開発行為」が疑われている。許認可権を持つ県や市は、これまで事実上黙認してきたため、自然や地形の破壊が徐々に拡大している。 」
その結果、下の写真のように無残な姿に成り果ててしまいました。
赤のしるしの所が林地開発許可区域です。
そして、今月16日ニュースでは
★「県は15日、違法性がないかを確かめるための現地調査をした。島の大半を所有するタストン・エアポート社(東京)の立石勲会長も立ち会った。違法が確認された場合、県は行政指導をする方針だ。」
下記の写真でもハッキリ分かるように広範囲に違法開発が行われています。
★「県は林地開発、砂利採取、採石の三つの現状を調査。だが、島に生息するマゲシカや建築物についてはタストン社が調査に応じなかった。立石会長は理由について「建築物は未完成で、マゲシカは島の所有者の所有物」とした。」
マゲシカをレッドデーターブックよりも保護力の強い、鹿児島県指定の天然記念物(トカラ馬)や、国指定天然記念物(薩摩鶏、地頭鶏)などと同格にし保護をしてもらいたいものです。
★「県は今後、開発を許可した図面と照らし合わせて違法性があるかどうかを調べる。県の担当者は「すべては見られていない。得たデータが十分でなかった場合は(現地調査を)また調整する」と述べた。」
県の担当者は随分のんきなことをいっていますね!
許認可権を持つ県や市は、今まで事実上黙認してきた経緯はあったかもしれませんが、鹿児島県議会でも反対決議を出し、伊藤知事も反対を表明しているわけですから、今回の調査では良識ある判断をしてもらいたいと思います。
★「立石会長は取材に「許可に基づいて開発をしている」と強調。「県の指示に従うのか、別な方法か、今後の方針は結果次第。土地を生かして県のために大きな収入になることを考える」と調査結果次第で開発工事を再開する考えを示した。」
鹿児島県は今回の現地調査報告を速やかに出し、タストンエアポート社に対して行政指導し、工事前の馬毛島に戻すようにすべきだと思います。
基地誘致へ大開発、森林激減 鹿児島・馬毛島、行政黙認 2011年8月11日
http://www.asahi.com/eco/SEB201108100071.html
県が馬毛島調査/違法開発なら指導も 2012年05月16日
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001205150001
6月中に米軍・防衛省が馬毛島を視察 [ 5/21 20:10 KYT鹿児島読売テレビ]
http://news24.jp/nnn/news8722094.html
鹿児島県の資料をもとに作製した林地開発許可区域

2008年07月30日撮影 (3年前の写真です。 工事はモット進んでいるようです)
地図と赤のしるしに多少のずれがあることをご了承ください。

国土地理院の馬毛島の地図です。